鋼の錬金術師映画化決定↓感動と成長を心に錬金する傑作漫画！

全２７巻

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ストーリー

幼少期から父親の影響で錬金術の才能の片鱗を見せていた、兄エドワード、弟アルフォンス、エルリック兄弟。病でこの世を他界した母親を蘇らせる為に錬金術で人体練成を試みるが、そこにいたのは母親とは遠くかけ離れた存在の物質。その代償に片手片足を失ったエドワード、肉体を失ったアルフォンス。失くした物を取り戻す為に兄弟は賢者の石を求める旅に出る。

読後は作品に対する想いが溢れてくる

ボリュームもあるし、絵も良いし、話も良い。読後は充実もあるが、話が完結してしまうという喪失感もあり、作品に対する想いが溢れてくる。カバーと取ると出て来る小ネタや巻末の４コマ漫画の作者のセンス。本編では描かれない、幻の展開には毎回「クスッ」とさせられる。

各話のサブタイトルの付け方は秀逸で毎回感心し、ここまでこだわってサブタイトル付ける人もなかなかおらず、名言と名シーンも多い。
人間対人造人間の戦いの構図では、お互いに欲に関する描写が上手く描かれていて話に引き込まれます。人体錬成を失敗し身体を失って代わりに得たもの。仲間との信頼関係。人種を越えた絆。

今更ハガレン？いやいや勿体ない！まだ見てない人はオススメ。荒川弘氏の漫画は「銀の匙」も面白い！